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現場改善について

執筆者の写真: 現場社員現場社員

更新日:2021年3月22日



わたしはスリーフォレストに入る前は、印刷会社で印刷機のオペ レーターをしてきました。 その会社では職場改善委員会というものがあり、毎月一回職場 を巡回し、危険な場所の確認や作業能率アップの為に改善できる 箇所が無いか会議を行うという事をしてました。


こう書いてしまうと大袈裟に聞こえますが、実際は大掛かりな 改善は殆ど無く、「印刷物のパレットが通路に出て危ないからラ インを引きましょう」とか「棚のインクの並べ方を変えてみよ う」など細かなものばかりでした。 これで劇的に作業がしやすくなるかといえば、そんな事はなく 実際の効果としては、一つ一つの作業が数秒速くなる程度のもの だったと思います。


その為に通常作業の合間に手間を掛けて、改善に取り組むのは かなり大変で、時には無駄な時間を使わされてるとも思いました。 ですが、その委員会の顧問の方に「一つの改善で一日に何度も 行う作業が数秒短縮されれば、積み重なって数分の短縮、それが二つになれば十数分の短縮になる」と言われて、「なるほど、確 かに」と妙に納得したのを覚えています。


色々と出た改善案の中には、ボツになったもの、実施したら不評で元に戻ったものも有りました。 しかし、どんな些細な改善案でも、それで現場が少しでも良くなる可能性があるなら、やってみる意味はあり、そうした小さな 改善を積み重ねていくことで大きな効果を生むのだと思います。

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