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人材育成について

和田道也

時代は変わりパワハラ、セクハラ等々が問題視、顕在化されている現代

まだ、そういった問題が多い物流現場ではありますが、恫喝や怒鳴る事がないように弊社では厳しく管理しています。

現場作業者のパートやアルバイトの方にも、こんな現場は珍しいと言われる事がありますがそう言われる度にポリシーとして掲げている事が現場でも定着していると実感します。


ポリシーとして弊社は【相手を尊重(リスペクト)したコミュニケーション】を最も重視しているからです。


以前のブログテーマで取り上げた「多様性」も、相手を尊重できなかったり

任せているミッションに対して怠慢があれば、良い関係性は成り立ちません。

相手を尊重し各々がミッションを達成しようと努力しているメンバーがチームとなり

この前提が円滑なコミュニケーションにつながります。


社員の誰かが、何かできなくても何故できないのかを一緒に考えます。

こんな事も出来ないのか!と怒鳴ったとしても怒鳴られた方は萎縮してしまい

【怒られないための仕事】をしようとします。

そこに前向きな関係性が生まれる事はありません。怒るのでなく気付かせる、そして一人の視点では気付きにくい部分もあるからこそ一緒に考えて一緒に悩み解決する。

だからこそ課題を達成した際に自身としての成長があり、チーム内にも信頼関係が生まれます。


実はこの一緒に考えて解決するやり方は一緒に悩む側にもメリットがあり、

なぜできないのか、どうすれば出来るのかを客観的に論理的に分析する力が備わります。

物流の改善でも、営業でも、コンサルでも、この客観的に捉えて課題を抽出し

解決策を論理的に提案する手法は必須能力と言える程、重要なスキルになります。


人材育成と聞くと【知識のある人】が【知識のない人】に【教育する】イメージがあります。

しかし弊社では【課題を抱えている人】が【チームメンバー】と【悩み、解決する】事を重視しています。こういった事を重視すると以下のメリットがあります。

・課題を解決すると改善され収益UPにつながる。

・チーム内での信頼関係が強くなり、コミュニケーションが円滑になる。

・共に悩んだメンバーも分析能力が備わりスキルが向上する。


成長しながらチーム力を高めて収益改善をする事が可能となるのです。

だからこそ恫喝や怒鳴ることはむしろ【不要】になります。


もちろん物流研修の講師も居る弊社では社内での座学等も取り入れて知識のレベルアップも図ってますが目の前の課題が達成できる様になるほど凄まじいレベルアップはありません。


そういう意味では会社として成長する為に、個々の課題に対して真剣に取り組む姿勢が現場、管理、経営にかかわらず求められます。


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